既存の鍵がついたドアにも2つ目のカギにCP補助錠を取り付ければ、防犯性能は格段にアップ。ピッキングやその他の侵入攻撃に耐える時間が長くなります。
また、ドアと受け手側の隙間を少なくして、こじ破りの工具の侵入を防ぐためのガードプレートや、補強プレートなどの設置も有効です。
1.恐るべきバールこじ開けの手法と対策
2.CP錠はココが違う!
鎌付きデッドボルト(かんぬき)は、鎌がフック役となり、抜けにくくなります。
2つのスイッチを同時に押さないとサムターンが回転しないなど、耐サムターン回し性能を高めています。
3.CP規格とは?
※実際の実験の様子:特殊な技能を持った複数の試験員が厳しい実験を行います!
警視庁、国土交通省、経済産業省と建物部品関連団体等で構成されている「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が実施している試験に合格した鍵を「CP錠」といいます。
開錠を伴う侵入犯罪の際よく行われる「サムターン回し」「ピッキング」「バール等でのカギ破壊」から、5分以上絶えた錠だけに「CPマーク」が貼付されます。
【参考資料】日本ロックセキュリティ協同組合 ロッ君キー子の侵入犯罪STOP大作戦