2008年も残すところ、あとわずか。
今年も無事で何よりでホッと一安心ですが、そんな油断がスキを生みます。
そして、犯罪者達は、そんなスキを見逃しません。
では、年末にかけて多くなる犯罪には、どのようなモノがあるでしょうか？
また、その対策は、どのようにして行えばよいのでしょうか？
空き巣、引ったくり、振り込め詐欺の３大犯罪を３回連続で更新していきたいと思っています。
2008年度版！年末年始の３大犯罪の対策を！ その３：振り込め詐欺
３．振り込め詐欺
年末の忙しい時期ですので、私達も気持ちに余裕が無く、焦っていることが多いかと思います。
そんな時に、言葉巧みに振り込め詐欺の電話や手紙が来ると、正常な判断が出来なくなり、つい騙されてしまうかもしれません。
色々な状況はあるでしょうが、「早く早く」と急かされたなら、そんな時こそ落ち着いて、「急がば回れ」の精神で、もう一度確認を取るようにしましょう。
高額、小額を問わず、普段と違うお金のやり取りをする時は、家族や友達などに相談する事が大切です。
大阪の人は、振込詐欺に騙され難いという統計があると言われていますが、逆に、「還付金詐欺」には弱いという統計があります。
税金や様々な控除を語り、「いったん振込をしたら、お金が返ってくる」などという手口ですが、そういった場合は、少々面倒くさくても、役所まで取りに行きましょう。
2009年度に行われるという「給付金」でも、役所で手渡しで行われるといわれています。
少なくとも、こちらからもう一度、確かめる電話を役所の代表電話にまずしてみることです。
給付金といえば、「給付金詐欺」がある可能性が考えられますし、2011年のテレビの地デジ化に併せて、「地デジ詐欺」も発生することが考えられます。
とにかく、新しい制度が出来た時は、それに便乗した詐欺が発生するのが世の常なので、「早く振り込め」「還ってくる」は、要注意キーワードです。